社会で活躍するSD

システムデザイン工学科 で学び、社会で活躍している卒業生からのメッセージを紹介します。

木谷晋也(2009年度卒業/DMG森精機株式会社)New!
藤井拓郎(2009年度卒業/NTTフォトニクス研究所)New!
佐藤宏(2008 年度卒業/清水建設株式会社)New!
笹川綾香(2007 年度卒業/文部科学省)New!
土本耕司(2001 年度卒業/大成建設株式会社)New!
野崎篤志(1999 年度卒業/ランドンIP合同会社)New!
日岡裕輔(1999 年度卒業/NTT研究所→カンタベリー大学)New!
蛭子井明(2006 年度卒業/ソニー株式会社)
山村菜穂子(2005 年度卒業/オリンパス株式会社)
藤本明子(2004 年度卒業/株式会社日本航空インターナショナル)
谷絋太(2004 年度卒業/キャノン株式会社)
川崎周太郎(2004 年度卒業/国土交通省)
水落麻理子(2003 年度卒業/株式会社日立製作所)
塩澤藍子(2003 年度卒業/千代田化工建設株式会社)
周防貴之(2003 年度卒業/妹島和世建築設計事務所)
風間宏樹(2002 年度卒業/株式会社日建設計)
和田直晃(2002 年度卒業/キャノン株式会社)
梅沢彩子(2002 年度卒業/コクヨ株式会社)
辻俊明(2000 年度卒業/埼玉大学工学部電気電子システム工学科助教)
吉元怜毅(2000 年度卒業/株式会社三菱総合研究所)
木戸良彦(1999 年度卒業/弁護士、木戸特許事務所)
須藤亮(1999 年度卒業/ 現システムデザイン工学科准教授)
宮田淳一(1999 年度卒業/株式会社東芝)

 

木谷晋也(2009年度卒業/DMG森精機株式会社)

私の携わる工作機械は、マザーマシンとも呼ばれ、産業の根幹を支える重要な機械です。現代社会で工作機械の関わらないものを挙げることは不可能と言えるほどカバーする領域は広く、工作機械に求められる性能は非常に高度です。そのような高性能な機械を設計するためには、機械設計者にも、電気、化学、熱流体など広範な知識が求められます。このように、仕事では専門外の知識が求められることも珍しくありません。むしろ自分の専門分野が社会のほんの一部に過ぎないことを知るでしょう。でも大丈夫です。システムデザイン工学科では様々な分野で最先端の研究を行う先生と学生がおり、学内外で様々な領域の知識に、自然に触れることが出来ます。そうして得た小さな「きっかけ」が、新領域を切り拓く大きな力となってくれるのを実感しています。

藤井拓郎(2009年度卒業/NTTフォトニクス研究所)

私は学門5からシステムデザイン(SD)工学科へ配属、学部4年~修士過程では田口研究室でナノテク関連の研究に取り組みました。そこで研究の魅力に惹かれ、現在は企業で光半導体デバイスの研究に携わっています。大学でも企業でも、最先端の研究・開発の現場ではブレイクスルーを生み出すための「新しい何か」が常に求められています。しかし成熟した1つの学問体系・技術体系の中からそれを探すことは容易ではありません。
SDでは学部3年までの課程で幅広い学問を修め、自分自身の「引き出し」を増やします。研究室配属後はいずれかの分野の高い専門性を身に付け、様々な進路へと進みます。必然的に学友の専門は多岐にわたり、これも自身の「引き出し」となります。こうした「引き出し」の数が「新しい何か」を生み出すきっかけとして、研究室時代も今も変わらず活かされています。

佐藤宏(2008年度卒業/清水建設株式会社)

私は現在、集合住宅を専門とした部署で構造設計を担当しています。
近年の集合住宅は高層化し、免震や制震等の技術を取り入れることも多いため、構造設計者に求められるものは、力学の知識のみではなく、最新デバイスを用いた振動の制御や、膨大なデータ処理等、幅広い能力が必要となります。また、「計算」だけではなく、高い居住性を確保するための「設計」を行うためには、多岐にわたる問題を、様々なアプローチによって解決しなければなりません。
システムデザイン工学科では、建築分野はもちろんのこと、制御理論、情報処理、流体力学等、分野を横断した学習ができ、その経験が今の設計業務に大いに活かされていると実感しています。

笹川綾香(2007年度卒業/文部科学省)

システムデザイン工学科は、工学一般についての知識を幅広く学びつつ、それらを応用して自らが新しいシステムを構築することを目的とした学科です。一つの分野についての知識を掘り下げるということはもちろん重要なことですが、実社会では様々な分野の知識を総合的に組み合わせて問題解決をすることが必要とされる機会が多くあります。 私は文部科学省において、科学技術政策を中心とした文部科学行政に携わっていますが、政策立案においては様々な分野の科学技術に広く通じていることが求められます。システムデザイン工学科で培った知識は、私の理工学的な知識の土台となるとともに、新たな知識を吸収する際の出発点にもなっています。ぜひ多くのみなさんにシステムデザイン工学科に関心を持っていただきたいです。

土本耕司(2001年度卒業/大成建設株式会社)

現在私は構造設計者という立場で建物を設計しています。構造というと硬いイメージをお持ちかもしれませんが、建物の骨格を決定していく上で、デザイナーと様々な視点から議論をして決めていくのもので、発想力と自由性を求められる仕事なのです。当然その骨格が地震や風に対して安全であることはいうまでもありませんが。
システムデザイン工学科ではそういった自由な発想力を養ってくれる思想からなっている学科であると思います。1つの専門性を極めるのではなく、様々な知識をもった新しいエンジニアを生み出そうという学科なのです。この新しいエンジニアこそ今後の新しい技術を担っていく人材と信じています。
私はシステムデザイン工学科で培った4年間の知識を建設業の構造設計という分野で開花できればと思って日々努力しています。

野崎篤志(1999年度卒業/ランドンIP合同会社)

大学院修了後に知的財産業界に入り、現在は外資系日本オフィスのヘッドとして勤務していますが、自分の専門を大切にしながらも幅広い視点、技術的な視点だけではなく経営的な視点が必要とされます。研究室では熱流体力学について学びながらも就職ではエンジニアの道を選ばず、知的財産というお客様の研究開発・知的財産活動を支える業務に従事することになりましたが、システムデザイン工学科で学んだことは現在の業務に求められることにつながっています。それはシステムデザイン工学科の狙いでもある“対象の取り巻く環境を含めてシステムととらえ”でも象徴されるように、1つの専門性を極めるだけではなく複数の領域にまたがる好奇心・理解を醸成する風土です。複雑化する昨今、複眼的な視点が必要とされますが、システムデザイン工学科1期生として教育を受けたことに誇りと感謝を感じています。

日岡裕輔(1999年度卒業/NTT研究所→カンタベリー大学)

大学入学時から通信やメディア処理に興味がありましたが、幅広く工学分野の基礎知識を身につけた上で専門分野を選択できることからシステムデザイン工学科を選択しました。機械、電気、制御といった各工学分野における基盤技術を学ぶ中で、信号処理の面白さとその適用先の多様さに魅かれて、研究室配属後は音響信号処理の研究に従事し博士課程まで進学しました。大学院修了後はNTT研究所に8年近く勤務し、音声会議機器向けの信号処理アルゴリズムの研究や商品開発などに従事し、現在はニュージーランドの大学で教職に就いています。NTT時代には開発した製品の回路・筐体設計にも関与し、また現職ではメカトロニクスや製品設計の授業を担当するなど、信号処理を専門とする中でもシステムデザイン工学科で学んだ幅広い知識が様々な形で日々の仕事に活きています。

 

蛭子井明(2006年度卒業/ソニー株式会社)

新しいモノを創る上で、どんなことにもチャレンジしたいという好奇心と幅広い分野に精通した専門知識は必要不可欠です。システムデザイン工学科には、機械、電気、情報などの知識を自発的に学べる環境があり、それぞれの分野に精通した先生方の指導を仰ぐことができます。私は、研究室配属後に授業で学んだ光学、電磁気学、熱物性の基礎を元に、世の中にない全く新しい光MEMSセンサーを開発しました。まさにゼロからのスタートであったため課題も様々ありましたが、1つ1つ課題を解決していくことで、研究の進め方、問題解決プロセスについても学ぶことができました。入社後は新しいデバイス開発に取り組んでいますが、大学で習得した専門知識と問題解決能力が新製品の開発に直接繋がると実感しています。

山村菜穂子(2005年度卒業/オリンパス株式会社)

大学では「血管をつくる」事を目標とした研究に従事し、日々細胞の世話に明け暮れていました。現在は再生医療に使う装置の開発業務に携わっています。生物学的な特性と工学的な特性を合わせ持つ医療機器を作る上で、対象が何であっても「システム」として統合的に捉えるSD科の視点は、今の私のベースになっています。製品開発では一つの専門分野にとどまらない多様な課題に直面しますが、広範囲にわたる本学科の授業にどこかで通じていることが多く、(「もっとまじめに聞いておけば良かった」と多少の後悔とともに)専門外の課題にも比較的苦手意識なく取り組むことができます。SD科のもう一人の同期と共に「バランスがいい」と周囲から評されるのも、本学科で得たこれらの強みのお蔭だと思います。

藤本明子(2004年度卒業/株式会社日本航空インターナショナル)

高校時代から航空業界を志望していた為、システムデザイン工学科では航空宇宙関係の授業を中心に受講しました。在学中は、航空分野にも導入され関心が高い構造物の健全性を判別するヘルスモニタリングとして、ボルト弛み検知判別手法を提案した研究を発表しました。卒業後、日本航空に入社し、客室整備の現業部門を1年経験し、現在は客室整備、主にFirst Class Seat、Galley(厨房)に関する技術業務をしております。お客様への快適な環境の提供、Galleyの利便向上の為、特に現業部門に足を運び、実態を把握し、Vendor、時にはBoeingと密なコミュニケーションを図っています。現業部門でお客様がご搭乗される直前の客室整備経験が現在の業務の糧になっています。

谷絋太(2004年度卒業/キャノン株式会社)

私がシステムデザイン工学科に入った当初は広く浅い学びで不安になりましたが、研究室では専門に集中して学べたので、その不安はなくなりました。そして、実際に社会に出て(まだ日は浅いですが)感じることは、システムデザイン工学科を選んでよかったということです。一つのことを深く知っていることは大事ですが、現在は一つのことをマスターすれば解決することは少ないと思います。広い知識を基にした沢山の選択肢をもつことが解決につながるのです。その能力を伸ばしてくれるのがシステムデザイン工学科です。皆さんも、一つの必殺技を持つと同時に、幅広い技を身につけることを意識して、勉学に励んでください。頑張って。

川崎周太郎(2004年度卒業/国土交通省)

システムデザイン工学科はT字型の人材を育てる学科です。T字型の人材とは、専門分野には深い知識を持ち、かつ幅広い視点を持っている、スペシャリストかつジェネラリストである人材です。世の中の全ての物事はシステムとして捉えることができるということも学びました。目の前で起こっている問題をシステムとして広い視野で捉え、解決策を練る、そのような思考過程が身に付きました。この、システムとして捉えるという考え方と、T字型人間、これら2点が社会の中で非常に大切なスキルであると考えています。現在は国土交通省で国道の改築の仕事に携わっていますが、システム、T字型という2つのポイントを意識しながらよりよい社会を目指して励んでいきたいと思っています。

水落麻理子(2003年度卒業/株式会社日立製作所)

大学では理論制御、大学院ではロボット制御に関する研f究に従事しました。現在はロボット技術を応用し、より安全で操作性の良い建設機械を目指し研究開発を行っております。会社に入って感じたのは専門分野以外への適応力の重要性です。制御が専門であっても何らかのシステムを扱う場合には、強度、回路、熱など様々な知識が必要になります。システムデザイン工学科には様々な分野の先生がいらっしゃり、幅広い知識を身につけることができます。もちろん全ての分野の専門家になるのは難しいですが、一度学んだことは必要になった時に苦手意識なく取り組めるものです。「Π型人間」という言葉がありますが、本学科はその下地を作る良い場所であったと感じています。

周防貴之(2003年度卒業/妹島和世建築設計事務所)

僕の仕事は建築のデザインです。建築デザインの場合、実際に人が毎日使うわけですから、快適に使えるようにするにはかなり多くのことを同時に考えます。その中で誰もやったことのない方法、使ったことのないものを試すときは、自分たちの知らない領域まで立ち入って考えます。自分の知らないことについて考えるとき、建築とは関係ないからといって勝手にそれに対するハードルを上げてしまっていることが多い気がします。しかしやってみたら実はたいしたことじゃないということもよくあります。大学生のときには建築の何の役にたつのだろうと思っていた超電導のことやロボットの制御の授業のこと、それらについて学ぼうとしたことが知らない分野に対する恐怖心のようなものを軽減してくれているのでは、と今になって思っています。

塩澤藍子(2003年度卒業/千代田化工建設株式会社)

私は、大学では生産技術の研究室でアルミ合金の加工について研究していました。今は、千代田化工建設という大型プラント(石油精製所や天然ガス液化基地など)を国内外に建設している会社で働いています。具体的には、プラント内で起こる化学反応プロセスや、反応に必要な機械を制御するためのシステムを設計しています。仕事は研究とは異なる分野を選びましたが、設計には様々な要素が絡み合っているため、制御そのものの知識に加えてシステムデザイン工学科で学んだ幅広い知識(材料、回路、電磁気や熱流体など)が役に立っていると思います。皆さんも、多様な知識を得ることで広がる新しい世界を、楽しんでみてください。

梅沢彩子(2002年度卒業/コクヨ株式会社)

システムデザイン工学科の中に建築分野の授業ができたのは、私が学部3年の時でした。建築が好きで、授業開始を心待ちにしていた私は、本当に嬉しかったことを鮮明に覚えています。在学中にふたつの大切なものを得ることができました。ひとつは、一緒に試行錯誤しながら、初めての授業や課題、就職活動に取り組んで乗り越えていった仲間です。そして二つ目は、たくさんの先生方に導いて頂き学んだ、「好き」という気持ちを成果へ繋げるためのプロセスです。そのふたつを大切にしながら、現在は、オフィスのインテリアデザインとコンサルティングを行う仕事に就いています。空間を使う一人一人が心地よい空間とはどんなものかということを追求して、日々奮闘しています。皆さんもシステムデザイン工学科で、「好き」という気持ちを伸ばして成果に繋げるプロセスを学ぶと同時に、かけがえのない素敵な仲間をみつけて、自分の人生の宝物にして下さい。

風間宏樹(2002年度卒業/株式会社日建設計)

私は現在、構造設計者という立場で、オフィスや学校、ホテルや空港といった日本全国の様々な用途の建物の設計\を行っています。システムデザイン工学科では、通常の建築学科では、見聞きすることもできなかったような幅広い知識を学ぶことができました。また広く浅くだけでなく、自分が学びたいと思う専門分野については、深くしっかりと身につける環境も整っていましたので、卒業した年に無事一級建築士資格を取得することもできました。研究室では、建物における制振ダンパーの配置に関する研究を行っていました。実務に関わる現在、その当時の発想や苦悩が実際の建物の設計に大きく役立っています。

和田直晃(2002年度卒業/キャノン株式会社)

私は、幅広い分野の基礎を学んだ上で自らが興味を持ったことを掘り下げて学べる学科であることから、システムデザイン工学科を選びました。演習も多く、自発的に学べ、技術に基づいた問題解決力が身に付いたように感じました。 卒業後、メーカーでの二年間の開発設計の中で、現代の「もの」は、付加価値を高める傾向で、複雑化していて、機械・電気・情報・・・が合わさった一つの「システム」と呼べるものも多くなってきていると感じています。このようなことを鑑みると、システムデザイン工学科のような幅広い分野を体系的に学んだ経験は、非常に貴重です。今後、社会・環境に適応した、人を幸せにする「もの」作りにさらに生かしたいと思っています。

吉元怜毅(2002年度卒業/株式会社三菱総合研究所)

私は、社会全体の危機管理・リスクマネジメントに関するコンサルティングや調査研究を行っています。システムデザイン工学科2期生として振り返ると、電気・機械・熱流体・建築・環境など幅広い分野を学ぶ中で理工学的な素養を身に着け、その後に自分の志向性を深めていくカリキュラムは、私にとって非常に重要でした。問題の多様化・複雑化が進んでいるビジネスの世界では、細分化された専門知識で対応できる範囲は限られてきており、様々な専門家と意見交換したり、それをとりまとめるコーディネート力が求められています。その意味からシステムデザイン工学科は、将来社会に役立つ研究・ビジネスをしたいと思う人にとって最適のフィールドといえるのではないでしょうか。自分の中でのぶれない視点や価値観(一般解)を持ち、知的好奇心や使命感をもって顧客固有のアウトプット(特殊解)を追求することを繰り返し、今後も精進していきます。

辻俊明(2000年度卒業/埼玉大学工学部電気電子システム工学科助教)

在学中はロボティクスの研究に従事しておりました。研究テーマは与えられるものでなく自分で探すものだ、というのが研究室のスタイルでした。オリジナルのテーマを探し出すために学生は皆、四苦八苦するのですが、その過程を経ることで、問題発見の能力を磨き、研究の面白さに目覚めることができました。そのスタイルがよほど自分の性に合ったのでしょうか、私は後期博士課程まで進学し、研究に明け暮れる日々を送りました。現在私は埼玉大学工学部電気電子システム工学科の助教として勤務しております。システムデザイン工学科で始めたロボットの研究は、私のライフワークとなっています。

木戸良彦(1999年度卒業/弁理士、木戸特許事務所)

発明を特許権化するための手続代理が主な仕事である弁理士は、まずは技術を理解する能力が求められます。一般に弁理士の専門は「機械」「電気」「化学」の3分野に別れていますが、現代の発明技術は、上記3分野に必ずしも住み分けされるものではなく、色々な技術要素が複合的に重なりあうものとなっています。したがって、幅広い分野を横断的に学べたシステムデザイン工学科での経験は、現在の業務に非常に活きています。学科卒業時には、熱物性測定の研究を行っていましたが、「自ら課題を見つけ、解決方法を考え、研究を進めていく」ことや、「研究室の仲間と議論をし、多面的に物事をとらえる」ことを学べたのは、弁理士に限らず色々な職業において有意義なことであると思います。

須藤亮(1999年度卒業/現システムデザイン工学科准教授)

システムをデザインするという行為はすべての学問に通用するため、この学科では広範な学問領域を対象としています。このことは、多くの物事を学べる利点とともに、広く浅い知識になりがちな欠点も伴います。しかし、自らが興味を持った分野を掘り下げることで幅広い知識と深い専門性を身につけることができます。現在の職場であるMITでもこのような幅広い知識と専門性が生かされていて、再生医工学の分野では、生物学と工学の境界領域で次々と新しい成果が生まれています。このような知識体系は今後ますます重要になっていくことと思います。

宮田淳一(1999年度卒業/株式会社東芝)

システムデザイン工学科では車椅子型移動ロボットの動作制御の研究を行いました。研究では自分で見つけたテーマについてオリジナルの理論を構築し、最終的には理論の有効性を実験機で証明しました。オリジナルな理論を追求できること、特定の分野に偏らない自由な発想で研究を進められることがシステムデザイン工学科の特徴と思います。卒業後は(株)東芝で車両モニタリングシステムのシステム設計に携わり、新型のN700系新幹線を担当しています。システム設計にはクライアントへのプレゼン、製品の仕様検討や社内の工程管理など幅広い知識や能力が要求されます。様々な知識を学ぶ事ができたシステムデザイン工学科での経験を活かすことのできる業務と考えています。