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システムデザイン工学科の教育内容と特徴

システムデザイン工学科では、5つのグループ、すなわちエネルギー・メカニクス・マニュファクチュアリング・コントロール・エレクトロニクスを基盤要素科目として位置づけています。またモチベーションを促す、工学概論・演習・実験・数学関連の共通科目が基盤科目に設定されています。これらの科目が横断的に展開して、理工学の様々な応用分野となります。カリキュラムでは、上記の基盤要素科目と基盤科目をベースとして、その上に様々な応用分野に関係する科目が発展的に設置されています。

基盤技術を総合的に活用するための3つの軸
私たちは、人間・社会に対して工学をより開放的にする、新しい学際的な工学分野の構築を目指しています。そのためには、従来の工学がもっていた現象の本質を探る解析主体の次元と、法則や論理を基にした設計・合成主体の次元に加え、システムを取り囲むさまざまな環境に対する調和性をもう1軸とする3次元的な広がりを考える必要があります。このような立体的なひろがりの中で、システムの解析と設計を考えることがシステムデザイン工学の本質です。