編集後記

システムデザイン工学科（SD）が世に生まれ、2016年4月に20年の節目を迎えました。当学科は、社会問題の解決のため、縦割りの学問の枠にとらわれない総合的な工学の知識と能力を備えたエンジニア・リーダーの育成とシステムデザイン工学の確立を目指してきました。

20年間の学生と教員の情熱により、多くの意欲あふれる人材を社会に送り出し、また社会に役立つ学術的成果を生み出してきたと自負しています。

2016年2月27日に開催したSD創設20年記念シンポジウムでは、ゲストスピーカーの方々から、わが国や当学科を取り巻く状況を認識する機会をいただき、また、一層の学科発展のため激励を受け、教育・研究に対する気持ちを新たにいたしました。とくに次の20年を担う若手教員にとっては、これからのSDを築いていくための適切なフィードバックのチャンスとなったと考えています。この場を借りて、ご講演くださった方々に厚く御礼申し上げます。

私たち慶應義塾SDのメンバーは、これからも人類を豊かにする新しい価値を創造することに挑戦し続けていきます。

●システムデザイン工学科20 周年記念事業検討・実行委員会

委員長　青山 英樹（H27 年度学科主任）
副委員長　三田 彰
委員　柿沼 康弘、桂 誠一郎、小檜山 雅之、佐藤 洋平、
　　　高橋 正樹（H27 年度広報委員会委員）、中澤 和夫、
　　　西 宏章（H27 年度学習指導副主任）

●シンポジウムWG

主査　三田 彰
委員　青山 英樹、高橋 正樹、中澤 和夫

●記録整理とデジタル化WG

主査　佐藤 洋平
委員　柿沼 康弘、桂 誠一郎、小檜山 雅之、西 宏章