学科主任の挨拶

Keio SD 20th Anniversary

 20年前、慶應義塾大学理工学部の機械工学科、電気工学科、計測工学科に籍を置く有志教員が、
“ものづくりに携わる人材”・“ものづくりを目指す組織をリードする人材” を育成する新たな教育・研究体系を確立すべく、立ち上がりました。幾度となく議論を積み重ね、世界でも類を見ない『システムデザイン工学科』を創設することを決意しました。その後、建築と航空宇宙の専門家にも参画して頂き、学科における教育・研究の領域を拡張してきました。
 20年の節目において、これまでの20年で行ってきた教育・研究を振り返るとともに、これからの20年の教育・研究の方針・方向性を問い直すことが重要との判断に至り、『創設20年記念シンポジウム』を開催する運びとなりました。また、合わせて、これまでの20年の記録をデジタルデータとして整理し、Webで公開することと致しました。
 システムデザイン工学科は、日本のものづくりをリードする研究者・技術者を育成し、学術界・産業界に送り出していくことを肝に銘じて教育・研究活動に専心いたします。